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コロナワクチン アメリカで供給作戦開始

アメリカで承認されたファイザー社とモデルナ社の新型コロナのワクチン。

アメリカ連邦当局によると、まもなく290万回分が出荷される予定だ。このワクチンが効果を発揮するには3週間のうちに2回打つ必要があるが、2回目の290万回分の出荷も準備が進んでいる。

トランプ政権はワクチンの迅速な供給に躍起になっており、「オペレーション・ワープスピード」と名付けられたワクチン供給作戦まで存在する。

「オペレーション・ワープスピード」では、最初のワクチンは64の管轄区域と5つの連邦機関(刑務所局、国防省、国務省、インディアン衛生局、退役軍人保険局)に供給される予定だ。

オペレーションに参加しているスラウイ博士は、「2月末までに人口の約3分の1に相当する1億人のアメリカ人に行き渡るだろう」と述べている。

承認間近なのはファイザー社とモデルナ社のワクチンだが、ジョンソンエンドジョンソン社のワクチンも来年承認される可能性がある。

保健福祉長官のアレクス・アザール氏は「ワクチンが段階的に供給されることは理解しているが、疾病予防管理センター、医療従事者、ナーシングホームを最優先に供給されるよう要望している」とのコメントを出している。

待望のワクチン供給が、ようやく本格的に動き出しはじめたようだ。https://www.cnbc.com/2020/12/09/coronavirus-vaccine-us-plans-to-ship-2point9-million-covid-doses-as-early-as-the-end-of-this-week.html

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