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サプライチェーンマネージャー 燃え尽き症候群

サプライチェーンマネージャーの求人数が、2020年1月から今年3月までで2倍以上になった。

コロナ禍が始まって以来、様々な製品の供給停滞をどこでも耳にするようになった。

サプライチェーンの注目度が急上昇し、企業がその重要度を再認識するきっかけにもなった。

世界中で様々な製品が供給不足と物流リードタイム長期化の憂き目にあい、今では多くの企業が対策としてサプライチェーンマネージャーの採用にかじを切っている。

いかにこの難局を乗り越えるか、サプライチェーンマネージャーの腕の見せどころだ。

需要高もあって求人の報酬も高騰しているが、その一方で離職率も上昇している。

慣れ親しんだ従来の日常のサプライチェーン業務とは異なり、今日の流通事情はいわば有事だ。

マネージャーに要求されるのは、年中無休24時間体制で新たな仕組みを考え、少しでも優位な状態を作ることである。

企業からの期待も報酬も高まる一方、ストレスも最高潮だ。

多くのサプライチェーンマネージャーのメンタルは燃え尽き、2016年以来最高の割合で職場を離れていっている。

2020年から2021年にかけての離職率は28%も上昇した。

https://www.bnnbloomberg.ca/stressed-out-supply-chain-managers-are-throwing-in-the-towel-1.1769575

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