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Amazonシンシナティで増便計画

Bloombergの記事より。

シカゴのデポール大学の調査によると、アマゾンはライバルのUPSに対抗すべく、自社のAIR CARGO(貨物用航空機)を、7,8年以内に現在の42機から200機へ増やすのではないか、と伝えている。

このパンデミックで、多くの航空会社が減便している最中、アマゾンは、より早く、より安く、を実現するため、積極的な取り組みにまい進している。

UPSやFedExが当時対応していなかった夜間の運送網構築のため、アマゾンは自社便AIR CARGO を2016年に開始している。

アマゾンは従来から倉庫近郊の地方空港を利用し、Small Parcel を1日もしくは2日でデリバリーすることに躍起になっていた。

そして今回、15億ドルを投資し1日あたり100機、200フライトを実現できる体制をシンシナティに整えた。

これは物流業界に大きなインパクトを与えるだろうというレポートがある一方で、まだまだUPやFedExに対抗するには遠く及ばないと言った指摘もある。

ルイビルをハブとするUPSは5,500路線、メンフィスをハブとするFedExは9,000路線ものネットワークがある。対するアマゾンは現時点ではまだ363路線に留まる。

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